チャーリー・ヤング 私設秘書 Charlie Young
(デュレ・ヒル Dule Hill :鈴木祐ニ)



 大統領の身の回りの世話や,ファーストレディとの連絡係等をする,頭の回転の速い優秀な青年.警官だった母が暴漢に銃で撃たれ殉職し,妹の面倒を見るためホワイトハウスのメッセンジャー職に応募したところ,ジョシュに見出される.銃規制を進めるバートレット政権に賛同しスタッフに仲間入りした.なかなか起きずに我がままを言うバートレット大統領を,なんとか起こすのがホワイトハウス職員にとって一番大変な仕事らしい...

 その大統領の末娘ゾーイと恋に落ちるのだが,白人であるゾーイに対しチャーリーは黒人である.そのため白人優越主義者から強迫され,シークレットサービスからゾーイとパーティーに行くなと言いつけられた.せっかくスーツを新調したのにダメになるなんて,と憤慨したのだが,新聞記者ダニーにこう諭される.「大統領執務室を前にこう言っちゃなんだが,ああいう父親(大統領)を持つとゾーイは息苦しい生活をしてるだろう.俺だったら,せめて一緒にいる時ぐらい安心させてやりたいと思うよ」(ダニーあんたは偉い!!)そんな経緯もあって,ゾーイと仲直りする.だが白人優越主義者は執拗に2人を狙い,とんでもない事件が起こるのである.

 演じるデュレ・ヒルは1974年5月3日ニュージャージー州生まれ.3歳からダンス・スクールに通い,ブロードウェイ・ミュージカル「The Tap Dance Kid」の主役として全米ツアーに参加,グレゴリー・ハインツとの共演を果たす.その後「Black & Blue」「Bring in Da' Noise, Bring In Da' Funk」など数々のヒット・ミュージカルで活躍.

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